この記事に辿り着いたという事は、あなたは以下の2つのどちらかに当てはまるはずです。

ライティングをこれから始めようとしているが、最初は単価が低いという事をよく耳にするため迷っている。

既にライターとして活動をしているが、単価が低く困っていて、かつ単価の上げ方がわからない。
今回の記事では、上記のようなお悩みを完璧に解決します。
これからライティングを始める方
→この記事を最後まで読む事で良いスタートダッシュが切れます。
既にライターとして活動されている方
→あなたの文字単価を0.1円でも多く上げる方法が分かります。
少々長い記事となってしまいますが、僕が積み上げてきたノウハウや考え方などを全て詰め込んでいます。
是非、最後までご覧頂ければ幸いです。
軽く自己紹介
2fu(つーふー)と申します。
収入源は色々ありますが、主にWEBライターとして生計を立てています。
始めて受けた案件の文字単価は1円で、3か月後に2円、そして最近になって3~5円の案件を頂けるようになりました。
受けている平均の文字単価は2.5円程度ですが、今でも単価1円の案件を受ける事もあります。
「3~5円の案件だけやればいいじゃん!」
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、これにはしっかりと理由があり、後ほど詳しくご説明致します。
あ、好きな食べ物はお寿司です。
文字単価が低い案件を取る人がやりがちな事
さて!早速ですが、まずは
「文字単価が低い案件を取ってしまう人が、知らず知らずのうちにやってしまっている事」
というのをいくつかご紹介致します。
下記に1つでも当てはまっている事項がある方は要注意です。
- 自分の強みがわかっていない
- 自分を過小評価しすぎている
- 自信の無さから、そもそも単価が低い案件ばかり見ている
- クラウドソーシング上で自分から営業をかけていない
- サグーワークスだけを利用している
- 「ライティング 稼ぎ方」みたいな事ばかりしか検索せず、書き方の勉強をしていない
以上の6つです。当てはまっていませんでしたか?
何も当てはまっていなければ、あなたはライターとしての生まれ持った才があります。
ひたすら書きまくっていれば、これ1本で生計を立てる事など非常に容易です。
しかし、恐らくは1~2個くらいは当てはまっているのではないでしょうか。
全部当てはまっていても構いません、この記事内で6項目全ての問題を解決致します。
また、論外事項として
という4つも追加で挙げておきます。
これらに当てはまってしまう人は、そもそもWEBライターとしてのマインドが出来ていないです。
他はともかく、「自分なりの自己表現だけをしていたい」という方は一定数存在すると思っています。
この思考は、これからWEBライターとして活動をしていくうえで、非常に自分の足を引っ張る要素のひとつです。
WEBライターとして案件を受ける大事な点のひとつとして、
「クライアント (依頼者) が読者に伝えたいことを代弁する」
というものが挙げられます。
自己表現が主軸となっている思考で案件に取り組んでしまうと、クライアントとライターの間で表現方法のギャップが生まれてしまいます。
そうなるとクライアントも「あぁ、この人にはもう頼まないな…。」となってしまいますので、まずはクライアント側が何を読者に伝えたいのか、という点を常に意識しながら記事を書いていく必要があります。
これに気付かず、経験年数だけ重ねてしまった哀れなライターも沢山存在していますので、まだ出だしのうちに重々理解しておく必要があります。
自己表現で勝負したいならエンタメ系YouTuberになりましょう。多分向いてます。
やりがちな事6つ全ての改善方法
その前にまずは、先ほど例に上げた
- 自分の強みがわかっていない
- 自分を過小評価しすぎている
- 自信の無さから、そもそも単価が低い案件ばかり見ている
- クラウドソーシング上で自分から営業をかけていない
- サグーワークスだけを利用している
- 「ライティング 稼ぎ方」みたいな事ばかりしか検索せず、書き方の勉強をしていない
この6点がダメな理由とその解決方法を、それぞれカンタンに解説していきます。
目次化してますから、当てはまっていない部分は飛ばして大丈夫ですよ。
【自分の強みがわかっていない】
「自分に得意なものなんてない」という思考の方が陥りがちな問題です。
そもそも、僕はこれが出来ます!!なんて声を大にしてアピールできる人のほうがごく少数派でしょうから、こう思うこと自体は間違いではないです。
カンタンに言えば考え方の違いです。
この思考を変えるには、まずは自分が現時点で
「絶対このジャンルの記事だけは書けない!調べながらでも絶対ムリ!」
という弱点要素になるものを思い付く限りで挙げましょう。
例えば僕なら、
- 女の落とし方、アプローチの仕方
- 最新AIテクノロジーについての考察
- 宅建士になるための勉強方法
などが挙げられます。
この3つについては、どんなにリサーチを重ねようと高品質な記事を書ける気がしません。
で、これ以外のジャンルが「自分の強み」なんです。
根性論に聞こえるかもしれませんが、ここに当てはまらない記事のジャンルであれば、頑張れば書き上げる事が出来るんです。
僕個人的には、ライティングに必要な力の3割がライティングスキル、5割がリサーチ力、2割が営業力だと思っています。
噛み砕いていえば、自分にその知識がなくとも、検索して調べる能力を身に着けていけばどんな記事だって書けるんです。
仮にSEOを意識したライティングでも、まず選定したキーワードで普通に検索をして、上位1~10位までのサイトを一通り読みます。
そこである程度の知識を入れつつ、「このキーワードで検索をした人は、こういった情報を求めてるんだ。」という理解をまずしてから、自分なりの考えも交えつつ記事を書き進めていきます。
つまり、踏み込んだ事がない領域のジャンルでも、記事を書いていくうえで嫌でも詳しくなっていきます。
それを重ねていく過程で、
「私このジャンル好きかも!」
という長所を初めて実感する事が出来るんです。
行動に移していないから自分でも見えていないだけで、誰にだって得意分野は存在します。
やらなければ何も見えてきませんから、まずは行動を起こしてみましょう。
【まとめの一言】
絶対に書けないジャンルの記事以外は、とりあえず一度書いてみるべし。
【自分を過小評価しすぎている】
これも先ほどと同様に、
「自分にはライターとしての長所がない…」
「まだ初心者だし上手く書けない…」
なんて思ってしまっている方が陥ってしまうものです。
ライターとして良いスタートをしたいのであれば、自分を過大評価してあげましょう。
そもそもWEBライティングで稼ぎたいと思っているあなたは、
「私にも出来るかもしれない!」
「文章を書くのは好きだしやってみよう!」
と思って始めているのではないでしょうか。
であれば、もっと自信をもってライティングに臨むべきです。
ライティングスキルを磨くのに一番効率的なのは、実務経験をひたすら積み重ねるという事です。
でもあなたが記事を納品した後、クライアントから「ここはこうして下さい」「ここを修正してください」と指示を受けるかもしれませんよね。
恐らく自分を過小評価しすぎて自信がなくなっている方は、ここのフェーズを恐れているのではないでしょうか。
安心してください。ガテン系の現場仕事のように、高圧的な態度で怒鳴り散らしてくるようなクライアントはいません。
むしろ、何年も経験を重ねたライターでも納品後の指示を受ける事は十分あります。もちろん僕もあります。
しかしそれは仕方のない事なんです。
そもそもクライアント側が「完成した記事見て後から指示すればいいや~」なんて思ってるケースすらあり、納品後修正ありきの案件なんてものもありますから。
ですから、「自分じゃまだ出来ないかも…。」なんて恐れる必要は一切ありません。
もし何か指示されたなら、それを吸収して自分のレベルアップの糧にしてしまえば何もかもプラスです。
慣れてきたらでいいと思いますが、ベストなのは予め自分が確認しておきたい箇所を、執筆前にクライアントに直接確認しておくのがいいです。
そうする事で不透明な部分のすり合わせにもなりますし、納品後のギャップも少なくなります。
【まとめの一言】
あなたが失敗と思っている事は失敗じゃない。とにかく実務経験を積むべし。
【自信の無さから、そもそも単価が低い案件ばかり見ている】
さらに繋がり、自信が無さ過ぎて低い案件ばかりを見ているケースもあります。
ライターを目指しているはずなのに、気が付けばよくわからんアンケートしてた…。
なーんて人もいるようです。(友人の実体験)
これは非常にまずいスパイラルです。
こうなってしまっている人は、今自分がギリギリ書けそうなレベルの案件を1件受けてみてください。
そして、その1案件に今自分が持っている全ての力を投じます。
無事納品します。
するとあら不思議、自信が戻ってきました。
これでも自信が出ないようなら、さきほどご紹介した
【自分の強みがわかっていない】
【自分を過小評価しすぎている】
の2つを見ましょう。すべてが解決します。
【まとめの一言】
アンケートしてないでライティングをすべし。
【クラウドソーシング上で自分から営業をかけていない】
先ほどご紹介したように、WEBライターとして成長していくには、ある程度の営業力が必要となってきます。
営業力とは言っても、ガチガチのサラリーマンの外回り営業のようなものではありませんのでご安心ください。
多くの駆け出しライターは、クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどを利用するかと思います。
そこで依頼の募集を出している人に、直接DMなどで「私で良ければ書かせてください!」的なメールを送りましょう。
しかし、なんでも送って良いわけではありません。
私たちはライターですから、持ち前のライティングパワーをクライアントに見せつけてやりましょう。
僕が以前、実際にテンプレート化していた文を張り付けておきますので、参考にしてみてください。
初めまして。WEBライターとして活動をしている○○と申します。
現在、長期的にライティングのお仕事を頂けるクライアント様を探しております。
是非○○様から継続的にご依頼を頂ければと思うのですが、現在ライターの募集はされておりますでしょうか?
得意なジャンルとして○○や○○、○○などを挙げさせて頂いておりますが、他のジャンルの記事でも精一杯心を込めて執筆させて頂きます。
納期の厳守、確認作業の徹底、人間性と常識を重視しておりますので、目に留まりましたら是非お返事頂ければ幸いでございます。
まずはテストライティングからでも結構ですので、ご連絡をお待ちしております。
【サグーワークスだけを利用している】
正直、一番ダメなやつです。
ここをメインで活動しているようじゃあ、初めたてから文字単価1円を目指すのに数か月以上かかります。
人よりも技術のない人であれば、最悪1年くらいかかるくらいのレベルです。
サグーワークスはライティングの基礎が知れたり、この業界の案件がどんな感じなのかというのが確認できる、という点では非常に優秀なのですが、「稼ぐ」という事をマストにした場合には最悪効率です。
もちろん、サグーワークス内で受けれるテストに合格して、プラチナライターという称号が貰えれば単価はグッと上がります。
しかしこのテスト、初心者には非常に難しいテストです。
しかも、もし仮にあなたがプラチナライターのテストに励んでいるとするなら、それは「時給0円」を頑張り続けてるに他ありません。
他で案件を取って実務経験を積んでる方と比べると、現時点での収入面でも負けているだけではなく、文字単価でも負けてしまっている可能性があります。
正直、クラウドソーシングやSNSでお得意様を作る事ができれば、交渉と自分のスキル次第ですけど、数か月で文字単価3円は超えれると思ってます。
比べてこのプラチナライター。結構難しいテストを合格している先に待っている文字単価は、平均1文字=1~2円の案件です。
ワリに合っていないとはこのこと。
もちろん、このプラチナライターテストを通じてライティングスキルが大幅に上昇することは間違いありません。
なので、何が言いたいかと言われれば「順番が違う」という事です。
オススメな手順としては、
- まずは文字単価1円を目指しつつ実務経験を積む。
- 文字単価1~3円の壁を超える為に、プラチナライターテストを合格してライティングスキルを上げる
- プラチナライターだけが受けれる案件をサグーワークスで受けながら、プラチナライターという事を実績としてポートフォリオに載せる。
この流れです。実際に僕が行った手順です。
実際、「サグーワークスのプラチナライターテストに合格する」というラインは、クライアントサイドがライターの実力を見極めるひとつの大きなポイントとして判断されます。
プラチナライターです、というのをプロフィールやポートフォリオに明記する前と後では、結構な依頼量の差があったことも事実です。
サグーワークスはメインにするのではなく、自分のライター人生のレベルアップに有効なひとつのスキルだと考えておいたほうが良いです。
【まとめの一言】
決してサグーワークスをディスっている訳ではないが、これだけで稼いでいくのは厳しい。
上手く自分のために利用するのが吉。
【「ライティング 稼ぎ方」みたいな事ばかりしか検索せず、書き方の勉強をしていない】
これもよくないですね~。
最近ではコロナの影響もあり、WEBライターを副業としてやり始める方もかなり増えました。
ブログなどの運営で外注をしていればわかるのですが、蓋を開けてみればWEBライターとは口だけ、最低限の知識も書き方も知らないような粗悪ライターが増えている印象です。
もちろん稼ぎ方を知るのは悪い事ではありません。
でも、先に「勉強」ではないですか?
副業にするとはいえども仮にもれっきとしたお仕事ですから、最低限の勉強をする事は義務です。自分も困りますし。
例えば、コンビニの店員がレジの操作方法も分からなかったらどうでしょうか。
店員はてんやわんや、客はイライラ、何ひとつとしていい事ないですよね。
そうならない為にも、先に書き方などのお勉強はちゃんとしておきましょう。
ライティングの基礎であれば検索したらいくらでも出てきますが、SEOに強いライティングの書き方などが学べる本も安価で買う事ができますから、自分に合った本を選んでみて下さい。
【まとめの一言】
稼ぎ方を知る前に書き方を知るべし。
自分に合った案件の探し方
では早速、実際にどのように案件を探せば良いのか。
または良いクライアントさんに出会うにはどうしたら良いのか。
僕の実体験を交えつつご紹介していきますね。
まず案件ですが、
- クラウドソーシングで受注する
- クラウドソーシングで営業をかける
- サグーワークスで案件を探す
- Shinobiライティングで案件を探す
この4つが主になるかと思います。
僕の実体験としては、サグーワークスとShinobiライティングはほぼ全くと言っていいほど利用していません。
もちろんここは人の好みによるでしょうけど、個人的にはクラウドソーシングで依頼を受注しつつ、自分でもある程度営業をかけて関係づくりをしていくのがベストではないかなぁと思います。
サグーワークスもShinobiライティングも、案件がタスク型なので納品後の意見や改善点などがどうしても分かりづらいんです。
それに比べてクラウドソーシングであれば、人と人との直接的なやり取りになるので、細かい指示や要望、改善点や反省点などを明確に得ることができます。
これは文字単価アップにも直結することで、クライアントさんとの意思の疎通が出来てくると、ライターとしても非常に仕事のスピードが速くなってかなり効率がいいんです。
同じクライアントさんから頂く案件は、もうもはや「あーいつもの感じっすね!了解です!」みたいな感じで執筆できるので、新規で受注した案件の1/3くらいの作業時間で納品できちゃったりします。
しかもプラスで記事もある程度クライアントさんにとって高品質なものができるので、お互いに一石三鳥くらいのメリットがあります。
何か月か貰った案件を全て納期通りこなして、人としての常識ややり取りも問題なければ、普通に文字単価アップの交渉をしても受け入れてもらえます。
冒頭の自己紹介で少し触れた、「単価3円が取れるのに単価1円をこなす理由」はここです。
慣れてるし楽しいしで、結果的に時間給で言うと同じかそれ以上になる事が多いんですね。
でもやっぱり残念ながらクライアントさんもピンキリで、逆に人間性がちょっとヤバかったり、意思の疎通があまりとれないクライアントさんもいます。
そういう時はもう容赦なく切ります。
今はライターとしてのスキルアップ、自分の事だけしか考えなくていいです。
もちろん、再度そのクライアントさんからお仕事の依頼が来れば受けてもいいです。
ただ、こちらからお願いするような事は避けた方がいいですね。
自分にマイナスになるような付き合いはいりません。
クライアントさんの見分け方ですが、基本的には一度やり取りしてみないとわかりません。
でも、「この人はライターの事をちゃんと考えているのか?」というのは、依頼の内容を見ればすぐに分かります。
一番のポイントは、「誰に向けて書く記事なのか」とか「ターゲットとする読者層」の記載の有無です。
先ほども申し上げた通り、ライターの基本中の基本の精神は「クライアント (依頼者) が読者に伝えたいことを代弁する」という事です。
それを分かっていないクライアントさんは、記事の依頼内容にこの記載がない場合が多いです。
ただ「キーワードはこれでー、こんなタイトルでー、こんな感じで書いて下さーい。」みたいな内容の依頼内容なのであれば、それは要注意です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
WEBライターを目指すにあたって、様々な壁が立ちはだかりますよね。
でもその壁は大抵、自分自身の考え方を変えて、それを行動に移すことによって乗り越えられてしまうようなものです。
負の感情のスパイラルに入りやすい職業なので、イマイチ調子が悪いとか、なんかやる気でないな~って時は、まず自分のメンタルケアをしてあげて下さい。
その後に冷静にライターとしてのマインドを考えなおして、何がいけなかったのかを明確にしてから作業に取り掛かると、結構すぐ直ってたりするものですよ。
この記事で一人でも多くのライターが救われることを願っています!
それでは、ご健闘を祈ります。
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