最近、コロナウイルスが原因のテレワークや休業、または解雇などの影響もあってか、WEBライターで在宅ワークしよう!という方が増えているように感じます。
現役WEBライターとしても界隈が盛り上がるのはとても嬉しいですし、仲間が増えるのが楽しい気持ちもあります。
しかし、同時に「粗悪なライター」が量産されるのもあまりいい気はしません。正直。
WEBライター全体の評価が下がったり、しっかりと頑張っている初心者ライターの平均単価がガックリと下がってしまう事もあります。
それだけではなく、「粗悪なライター」は「粗悪なクライアント」からも低単価で馬車馬のように使われ、やがては使い捨てられてしまうでしょう。
そんな方々を一人でも減らすべく、WEBライティングを始めるうえで知っておかなければいけない事を5つご紹介致します。
知っていると知らないとではスタートに大きな差が生まれるので、まだこれから頑張ろうとしている方は是非最後までご覧になってください。
①自己表現は基本的にしない。
まず最初に初心者がやってしまいがちなのが、「自己表現をしすぎている」という点です。
決して絶対にするなという訳ではありませんが、やりすぎは禁物です。
依頼された記事を作成する場合の優先順位として、
- 依頼者の書きたい事を正確に読者へ伝える
- SEOを意識した文章作り
- ある程度の自己表現
くらいの感じになります。
ここで自己表現をしすぎてしまうと、依頼者と自分との間にギャップが生まれてしまい、場合によっては低評価を頂いてしまったり、記事を書き直さなければならないといった事になってしまいます。
そもそも「あなたの体験談や、あなたなりの見解を述べて下さい」と指示がある場合は別ですが、特に指示がない場合は、自己表現を全体の文章の2割程度までに収めておきましょう。
②納期だけは絶対に守る。
WEBライターとして生き残っていく為に、最も重要なのが「信用」です。
どんなにスキルやテクニックに長けたライターであったとしても、納期を守れないようでは三流以下です。
納期を守るという点だけは最重要事項として心に刻んでおきましょう。
この重要さは記事の外注など、実際にライターへ依頼する側になると痛いほど分かります。
自分の収入をアップさせる為に重要な「文字単価を上げる」という点にも響いてきます。
もし、法事や入院などのどうしてもやむを得ない理由の場合は、最速で依頼者の方に相談しましょう。
1~2日程度であれば延期させてもらえるかもしれません。
無断で納期を守らない、というのは一発NGなので本当に気を付けて下さいね。
二度とその人から依頼が来ることはありません。
③分からない部分があれば誤魔化さずにクライアントに聞く。
依頼内容で不明な点があれば、その都度すぐに依頼者へ相談しましょう。
分からないのに憶測で記事作成を進めてしまうと、記事のやり直しや低評価につながってしまいます。
依頼する側もなるべく高品質な記事を望んでいるので、相談が多いからといって鬱陶しがられる心配は一切ありません。
むしろ、「何で最初に聞いてくれないの!?」って怒られます。
あまりに何度も同じ質問を繰り返すのはもちろん論外ですが、分からない部分があるのならば聞いちゃいましょう。
あとは事前に自分が記事を作成する上で欲しい情報をテンプレート化しておくと便利です。
- 記事のテーマ
- 文字数
- キーワード
- 納期
- 読者ターゲット
最低でもこの5つは聞いておきたいところです。
④書いた後にしっかりと文章を見直す。
文章が書き終わったら達成感に包まれますよね。
「あー終わった!納品しよ!」ではなく、しっかりとチェックしておく事が非常に大切です。
チェック項目は、
- 誤字脱字がないか
- 文法に誤りはないか
- 声に出して読んだときに違和感がないか
- 目次ひとつひとつに合った文章になっているか
- 記事テーマに沿った内容になっているか
の5点です。
オススメなのは、文字の音声読み上げツールを使ってチェックする方法です。
【テキスト読み上げリーダー】
このツールでは、ペーストしたテキストをそのまま読み上げてくれるので、実際の文章と照らし合わせながら見ると精密なチェックをする事ができます。
また、代わりに音読をしてくれているので、文法のミスも気付きやすいです。
ライターとして何年もご飯を食べている僕ですら、誤字や文法のミスはたまに見つかるので、しっかりと書き上げた後のチェックは怠らないようにしておきましょう。
⑤いつまでも低単価で依頼を受けすぎない。
未経験から始めると、どうしても低単価の案件しか受けられませんよね。
とはいえ、いつまで経っても単価の低い簡単な案件を受けてしまっていては、稼ぎにもならないことはもちろん、自分のスキルアップも遅くなってしまいます。
まず目指すべき文字単価は1円です。
1円の案件を継続して取れるようになっていれば、一応WEBライターとして生計を立てる程度には稼ぎを出すことが出来ます。

単価アップについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、もし宜しければぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まとめると、
- 自己表現しすぎない!
- 納期は絶対に守る!
- 分からないところがあるなら聞く!
- 文章は書いた後に隅々までチェックする!
- さっさと低単価を脱出する!
という事になりますね。
当たり前のような事に思えますが、しっかりとこれら全てを意識しているといないとでは、同じライターでもかなりの差が出来てしまいます。
他と差を付けてスタートダッシュをしたいのであれば、是非これらを実践してみてくださいね。
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