みなさん、自分に合ったソフトはインストールできたでしょうか。
ソフトを選んだら、いよいよ動画作りに入っていきます!
この記事では、具体的な動画作りのやり方やモチベーション維持の仕方などについてお話しします。
動画編集のやり方を知ろう
さっそく動画を編集していきましょう。
まず、動画作りを学ぶ方法は二つあります。
一つ目は選んだソフトの解説本を買って読むこと、二つ目はネットでひたすら検索して調べていくことです。
この二つの方法のどちらを選んでも動画作りは学んでいけます。
ただ、解説本が出版されているようなソフトは限られており、また解説本に書かれていないようなことは結局調べていくしかないので、タダで技術を学べる二つ目の方が良いのではないかと思います。
ですのでここではネットで調べながらスキルアップを目指すやり方について説明していきます。
まず、“ソフトの使い方を調べましょう。
どんなソフトも、インストールしただけでは使えないことが多いです。
ほぼ間違いなく「環境設定」を変更する必要があるので、公式サイトや使い方のサイトを参考に設定しなおしましょう。
環境設定が終わったら、次は大まかな使い方を理解しましょう。
まず「ソフト/プロジェクトの起動→プロジェクトの保存→出力」という作業が何も見ずにできるようになってください。
「プロジェクト」とは、動画編集を実際に行うフィールドのようなものになります。
プロジェクトを保存すれば、次に再びプロジェクトを起動するとき前回の編集画面からまた編集を続けることができます。
「出力」とは、プロジェクトを動画として完成させることを指します。mp4、wavなどの形式を選び、動画を形にする作業です。
これは出力を選択すればソフトが自動でやってくれるのですが、少し時間がかかるので焦らずに待ちましょう。
注意してほしいのは、編集したプロジェクトは実際の動画としては確認できないということです。
つまり、「今日編集したところまでの動画が実際にどうなっているか見たい」と思ったら一度出力しなくてはいけないということです。
もちろん編集中に確認することもできるのですが、ソフトはどうしても動作が重いためにカクカクしてしまうことがあります。
編集画面では良さそうに見えても、実際出力するとおかしいことがけっこうあるんです。
ある程度編集したら、出力しながら確認することをお勧めします。
この3つの作業ができるようになりましょう!
次に、いよいよ本格的な編集作業を学んでいきましょう。
こちらもネットを見ると様々な編集方法が載っているので、実際に作りながらページをスクロールしたり、動画を止めたりしていきましょう。
自分が必要としている編集を紹介しているものを積極的に調べていきましょう。
また、何から学べばいいか分からない方は、チュートリアル講座のようなものを活用しましょう。
真似して実際に作っていくにつれて、ソフトにも慣れることができますし綺麗な作品ができるようになっていきます。
そのうち、YouTube等の動画を見ているだけで、「この動画はこのソフトを使っているな」「あのエフェクトとこのシーンチェンジを組み合わせているんだな」と分かるようになっていくでしょう。
時には作り方の解説が入っていない動画を見て感性を高めたり、技術を吸収したりしましょう!
モチベーションの維持は大事
最初はやり方を学んで真似して作るだけでものすごい達成感を得られますが、段々と慣れてくるとそれでは物足りなくなってしまい、モチベーションの低下につながりかねません。
自分で自分のモチベーションを維持していくことも大切です。
モチベーションの維持のために、一つ作品を仕上げてみましょう!
思い出の写真のスライドショーや、好きな曲に合わせたMVを作ってみたりすることで、より一層やる気を引き出しましょう。
凝った作品が完成すればするほど達成感を得られるものですが、一つのシーンにこだわりすぎるのはやめましょう。
これは動画初心者の方が陥りやすいミスなのですが、最初の場面から順番にこだわったエフェクトをかけると非常に時間がかかってしまうことがあります。
BGMなどに合わせて約〇分の動画を作ると決めたら、まずは大まかに最後まで編集してしまいましょう。
背景や素材をとりあえず使う分だけ置いたら、一回プロジェクトを保存しましょう。
一回大まかに動画を編集すると、全体像を見ることができます。
こうすることで動画を通した一体感が生まれ、「前半は凝っているけど後半は微妙」なことが起こりにくくなります。
そしてそこから、素材を動かしてより完成度を高めていきましょう。
この方がかえって編集時間を縮めることができます。
編集を重ねて形を整えたら完成です!
完成したらそのままにしておくのもいいですが、ネットにアップしたり友人に見せたりなどして反応を貰うと次の動画のやる気が出てくるでしょう。
YouTube、Twitter、ニコニコ動画など、自分の作品を全世界に発信するツールはたくさんあります。
作品を公開すると、RTやいいね、高評価などで何らかの反応がもらえます。
時々自分の作品への誹謗中傷が飛んでくることがありますが、それに耐えられる人は公開してみましょう。
個人的には、それほど有名人でない限りTwitterでなら中傷が少ない気がするので、Twitterをお勧めしています。
誹謗中傷が来ることで挫折してしまうリスクを考えると、別に公開する必要はないのではないかと思う方もいるかもしれません。
私自身誹謗中傷に強い方ではないのですが、それでも作品を公開するメリットはあると考えています。
それは、誰かに見られている環境が作れるからです。
誰かに見られる作品の手を抜いてしまうと、当然評価してくれる人も少ないですよね。
作品に力を込めたかどうかは、動画越しに相手に伝わってしまうものです。
人に見せても恥ずかしくない作品を作るという意識が、動画の質を高めてくれます。
それに加えて、動画へのマイナスな書き込みも自分の思わぬ成長につながることがあるんです。
例えば昔私は、自分の自信作に「フォント変えればマシになるのに」「なんか統一感がない」といった書き込みをされたことがあります。
コメントを見たときは落ち込んでしまいましたが、よくよく考えるとその通りなのです。
私はフォントなんて適当に選んでいましたし、かっこいいと思った動画を各シーンに当てはめて作っていただけだったのです。
それ以降、フォントなど見落としがちなところも手を抜かないようにしようと心掛けましたし、動画全体のイメージを考えて大枠から動画を作ろうと考えることができたのです。
誹謗中傷もアドバイスとして受け止めることができるようになりました。
これらのことから、私は作品の公開を続けています。
もちろん作品公開がすべてではありませんので、自分に合った方法でモチベーションを維持していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
・初めから完璧な編集をするのではなく、大まかに作ってから細部を作っていく(出力して確認!)
・モチベーションが続かなそうなら誰かから反応を貰ってみる
ということが編集技術を向上させる道の一つになります。
反復練習を重ねて、良い動画を作っていきましょう!
コメント