この記事を読むメリット
- 未経験の初心者からでも、実際にライターとして生計を立てるまでの道順が分かる。
- 既にライターとして活動している方は、収入の伸ばし方や技術の向上などの方法が分かる。
- この記事に全てのノウハウが詰まっている。
①自己紹介
2fu(つーふー)と申します。
収入源は色々とありますが、主にWEBライターとして生計を立てています。
始めて受けた案件の文字単価は1円で、3か月後に2~3円、そして最近になって3~5円の案件を頂けるようになりました。
最近になって1記事3000文字で3~4万円程度の案件も、たま~に頂ける様になりました。
文字単価を高額にするより、それなりに高い文字単価で効率的に数をこなすスタイルで稼いでいます。
最近は無印良品とAmazonとUNIQLOにハマってます。
もともと引きこもり在宅ワークマンなので、コロナウイルスの影響は皆無。高みの見物。
②まず自分の稼ぎたいスタイルを決めよう。
自分がライターとして稼いでいきたい額によって、学習方法やそれに割く時間などが変わってきます。
まずは自分のスタイルを確立させてゴールとして据え置き、それに向けてのプランを構築していく事が重要です。
大きく分けて3つのコースを作ってみたので、一応全て目を通して頂いてから、自分に合ったものを決めてみて下さいね。
月数万円のお小遣い程度
収益が月に数万で良いのなら、未経験から1週間程度で達成は可能です。
しかしここで重視する点は、「作業時間をいかに短くするか」ですよね。
1日5時間の作業をしたとして、1日で5万円稼ぐのか、または1週間かけて5万円稼ぐのか。
要は時給効率を高める事が大切です。
そのためにはまずライティングスピードの向上が不可欠となってきます。
「そもそもタイピングが遅い!」という方、ご安心ください。
タイピングスピードを上げる為の説明も、こちらの記事で詳しく解説してますので、是非参考にしてみて下さいね。

タイピングがある程度早い方は、まず記事の書き方のフォーマットを頭に叩き込んでしまえば上達しやすいです。
記事自体の書き方については、こちらの記事にて詳しく解説しています。

タイピング、記事の書き方ともにクリアしている方は、とりあえず記事を受注してしまいましょう。
クラウドソーシングでもSNSでも、とりあえずは何でもOKです。
初めのうちは文字単価0.3円~程度の案件になってしまうかもしれませんが、それでも月数万円程度であれば十分に実現する事が可能です。
最終的に文字単価1円の案件が取れるようになれば、月に数万円程度の稼ぎなど余裕です。
月10~20万円の副業程度
お小遣いにしてはちょっと多い、月10~20万円を目標としているアナタ。
数万円程度を目標にした場合と比べると、案件選びのコツや文字単価を更に上げる努力が必要となってきます。
まず案件選びですが、もしあなたに金融や不動産、その他医療系やニッチなジャンルなどの専門的知識があるのであれば話が早いです。
未経験であっても、最初から文字単価が1円以上は固く、ある程度のライティングスキルさえあれば3~5円程度の単価は十分に狙えます。
もしそのような知識がなくても、SEOについての知識・理解があれば同様に高単価の案件を受注する事が出来ます。
SEOとは何なのか?SEOに強いと何が有利なのか?という点については、こちらの記事にて詳しく解説しています。

それと、当然ですがライティングのジャンルを広げれば、安定して案件を受注する事ができます。
専門知識のほか、合計で5~10個程度は得意ジャンルを持っておくべきでしょう。
そのうえで、案件選びもある程度選定しなくてはなりません。
まずは文字単価3円程度を目指していれば10~20万は余裕になってくるのですが、自分のもとに高単価の案件のみが舞い込んでくる訳ではありませんよね。
SNS、クラウドソーシング、オンラインサロン、はたまたリアルでセミナーや勉強会などで、自分から営業をかけていくのが一番良いです。
営業職に就かれていた経験があれば、この程度であれば全然余裕だと思うのですが、僕みたいに「営業職とかこの世で一番無理」と思っている人間からすると、なかなか最初の一歩が踏み出せませんよね。
でも大丈夫です。営業とは言っても、ただ普通に
と、片っ端からマッチしそうな依頼者の方に送り付けるだけです。
もちろん、自分がPR出来そうな部分は盛り込み、ライターとしての文章力を相手に伝える必要もあります。
実際に送る文の例や、やり方については以下の記事の中でも詳しく解説しています。

月30万円以上の本業程度
さて、WEBライティングで月にサラリーマン以上の収入を得たいアナタ。
本業としてライティングで稼いでいくには、初めの覚悟が一番大事です。
最低でも1日5~8時間程度の勉強と作業をし、ライティングスキルを上げるために書籍や記事を読みあさり、SEOをマスターする勢いで知識を常にインプットする。
出来る出来ないではなく、ただひたすら愚直にこなせる覚悟が必要です。
真面目に取り組んでいれば「お得意様」となる関係も出来てきて、結果的に収入が非常に安定します。
また、WEBライターとして雇ってくれるバイトなどがあるのであれば、そこに入って実務経験を積むのも非常に有効です。
バイトをして収入をある程度安定させつつ勉強し、自分でもその副業としてライティングやブログをやってみる。
一番の近道かもしれませんね。
③近道はひたすら実務経験!迷わず依頼を受けよう。
さて、自分が目指したい月収は決まりましたか?
どのスタイルでも同じですが、まずは実務経験を積み重ねることが最優先です。
一番最初の案件は文字単価0.1円でもいいので、とりあえずWEBライターとしての仕事に慣れましょう。
「案件はどこで取ればいいの?」
という疑問が挙がるとおもいますが、ぶっちゃけどこでもいいです。
僕が使っていたクラウドソーシング系のサービスをいくつかご紹介しますね。
自分の経験からくる、独断と偏見の塊のオススメ度も付けておきます。




やはり一番のオススメはココナラです。
売上金の手数料が高めなのですが、他のサービスに比べて圧倒的に利用者数が多いため、すぐに案件を取りやすいです。
また、文字単価も比較的高めです。
次にオススメなのはサグーワークスですが、ココナラに比べると文字単価がかなり下がります。
とはいえ、サイト内に設けられているプラチナライターテストさえ受かれば、文字単価はかなり上位層に食い込みます。
しかしこのテスト、結構難しいです。
初心者が挑むには少々壁が高すぎるので、オススメ度は高くないです。
shinobiライティングは、案件がかなり豊富にあるイメージだと思いますが、始めたばかりのライターにくる案件は少なく、低単価のものが多いです。
個人的には依頼者側がかなり有利になるようなレートになってると思うので、あまりオススメはしません。
クラウドワークスはココナラとあまり変わらないんですが…。
依頼者の質がとても悪い印象が強いです。何度もトラブルになりました。
良い依頼者の方を見つけられれば良いと思いますが、個人的には恐らく利用しません。
信用は稼ぎに直結!納期は必ず守ろう。
どのサービスを使って案件探しをしても良いですが、全てに共通して言えるのは「納期は絶対に守れ」という事です。
信用 = お金 と思ってください。
最初は単価の低い案件でも、納期をしっかりと守り、継続して以来をこなしていれば、後々に単価アップの交渉の際にすんなりと了承してくれます。
納期についての大切さは、下記記事の「②納期だけは絶対に守る。」で詳しく解説しています。

練習は自分のブログがオススメ!
ライティングスキルを上げるには、
- 書籍や記事などを読み、知識をインプットする。
- インプットした知識を、すぐにアウトプットする。
この方法が一番効率が良く簡単なのですが、よく詰まるのが「何でアウトプットすればいいの?」という点です。
迷っていては時間の無駄なので、アウトプットできそうな案件が手元にない場合、自分で雑記ブログを開設してライティングの練習をすると良いです。
結局は依頼者の方も、「自分のメディアやブログを検索上位に上げたい」という為にライターへ依頼しているわけですから、自分でブログを持って運営しているとSEOについての知識もつきますし、自分のライティングのスキルも上がるので一石二鳥です。
また、ブログに関しては収入源にもなるので、練習ついでに長い目で資産として運用していく事もできます。
④経験を積んだら得意なジャンルを伸ばそう。
案件をそこそこ受注して、ライティングの仕事という物がわかってきました。
そうしたら、自分のPRポイントである得意ジャンルの専門性を更に深めていきましょう。
一番簡単なのが、資格を取ってしまう事です。
とはいっても、「WEBライティング技能・能力検定」とかではないです。正直あんな資格に何の意味もありません。
自分が伸ばすジャンルの資格なので、もし不動産関連に強くなりたいなら宅建であったり、食品であれば栄養士や食育指導士、その他コーヒーソムリエやニッチな資格の事を差します。
この資格を取れば、自分が書ける記事が一瞬にして1ジャンル以上増えるのと、ブログを視野に入れている場合はネタも出来ますね。
「〇〇資格を取るための効率的な勉強法!」「〇〇士が教える〇〇!」 いっぱい出てきます。
資格を取るという行為にウエイトが重く感じるのであれば、自分なりにWEBや書籍でリサーチを重ねてもいいです。
WEBの場合は虚偽の情報なども多く存在するので、しっかりと事実確認を都度行うようにしましょう。
オススメのジャンルについては、下記記事で詳しく解説しています。

⑤SEOをマスターして単価UP!
稼げるWEBライターと稼げないWEBライターを大きく分ける知識、SEO。
体感では、SEOを全く理解していないライターと知識のあるライターでは、収入が2倍以上違います。
それは当たり前の話で、そもそもライターに依頼してくる方々はSEOが考慮されている記事が欲しいわけで、それが出来ないライターは「ゴミ記事」として掲載すらされない場合も多いです。
SEOについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
http://2fublog.com/2020/06/13/seo_howto/
SNSやオンラインサロンなどを通して直接依頼を受けよう。
クラウドソーシングを介すると、どうしても手数料がかかったりと損をする場面があります。
最初の実績づくりには適しているのですが、ある程度の実績と経験が積めて、さらに単価を上げようとしているフェーズに移行している場合は、個人間で依頼を取ることを試みてみましょう。
オススメなのは、
- クラウドソーシング内で継続的に依頼を貰っている方と直接取引を持ち掛ける(※)
- SNSで依頼を募集、またはライター募集をしているところにDM
- ライターなどが集まるオンラインサロンに入会し、そこで関係を築く
この3点ですね。
※1つ目の方法は、外部ツールでのやり取りを規約違反として掲げているサイトがあるので注意してください。
SNSでは割とライター募集をよく見かけますし、ブロガーの方やネットショップなどで自営業をしている方に話を持ち掛けるのも良いと思います。
その際には自分のポートフォリオがあったほうが断然有利なので、自分のPRポイントや能力などをしっかりとまとめておきましょう。
⑥継続的に依頼を受けて単価交渉をしてみよう!
クラウドソーシングなどで、同じ依頼者の方から継続的に案件を貰えているのなら、思い切って単価交渉をしてみましょう。
これまでの実績や誠意、しっかりと納期を守っているかなどが評価されれば、依頼者としても多少単価が上がってもあなたを使いたいはず。
継続的にとは具体的にどの程度なのかという点ですが、ほぼ未経験からお世話になっているのであれば、とりあえず半年程度の期間は見た方が良いですね。
ライターといてある程度稼げてきてから関係を築いたのであれば、2~3カ月程度で大丈夫だと思います。
実際の単価交渉について、僕の体験談をもとに書いた記事がありますので、ぜひそちらを参考になさって下さい。

【応用】外注化で収益が3倍に!?
さて、ここからは応用編です。
既にライターとしての稼ぎが安定していて、最初の自分の目標も達成できている事が前提です。
とりあえず死に物狂いでライティングをして、月30万円程度を稼いでいたとしましょう。
その先の選択肢として、あなたは以下のどちらを選びますか?
A.作業量を減らして月30万円をキープする。
B.作業量は少しだけ増えるが、収益を2~3倍まで増やす。
ほぼ作業をしなくても月に30万円稼げる。魅力的ですよね
一方月30万円が3倍になれば月90万円です。年収に変えれば約1000万円ですね。
そこまで言うと大げさかもしれませんが、最高月収100万円程度の現実味は十分にあります。
どちらにせよ、これらを達成する上で大きなキーポイントとなってくるのが「外注化」です。
簡単に言えば、自分が取ってきた案件を他のライターに回すという事です。
「え、なんかズルくない?」って思いましたか?要は自分の事務所を持つイメージです。
自分が案件を取ってきて他の信頼できるライターに回し、ライターから提出された記事を自分の目でチェックし必要であればリライトして、最終的に依頼者へ納品する。
この時に自分が文字単価5円で案件を取っていて、外注するライターへ文字単価1円で依頼していれば、ほぼ作業ゼロで文字単価4円分の報酬を得る事ができます。
金額に直せば、1記事5000文字だとして、25000円 - 5000円 = 20000円の利益です。
実際に今僕がWEBライターとして活動している立ち位置なので、実体験を元に書いた記事があります。
下記を参考にして頂いて、今後の収入UPに役立ててみて下さい。

【応用②】ライターとして稼げるようになった後にオススメな副業!
WEBライターとして立派に稼ぎが安定しているようであれば、副業に手をだしてみる事をオススメします。
先ほどの外注化は収益を上げる立派な方法ですが、あくまでもWEBライターの域を出ません。
オススメな副業は以下の通りです。
【ブログ(アドセンス)】オススメ度★★★★★
【ブログ(アフィリエイト)】オススメ度★★★★☆
【初心者ライターへコンサル】オススメ度★★★☆☆
【Wordpressブログ代理作成】オススメ度★★★☆☆
【テープ起こし】オススメ度★★☆☆☆
何をすればいいかよく分からない方は、とりあえず自分のブログを立ち上げてみることを強くオススメします!
練習場所にしても構いませんから、自分が培ったライティングスキルを駆使して記事を書いてみて下さい。
いつのまにかPVがついて、収益につながるかもしれませんよ。
まとめ
未経験から稼げるWEBライターになる為の完全ロードマップ!いかがでしたでしょうか?
ここまでしっかりと読んで頂けた方であれば、かなりライターとして稼げるまでのイメージが掴めてきたのではないでしょうか。
この記事があなたのライター人生における1つの教科書になって頂ければ幸いです。
道のりは長いですが、努力は必ず結果に結びつきます。
心が折れそうになったら一度リフレッシュして、長い目で頑張っていきましょう!
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